ジミ・ヘンドリックスって誰?どこがすごいの?〜伝説のギタリスト〜

60年代

 

ギターに興味のある方なら、一度はこの名前を聴いたことがあると思います。

ジミ・ヘンドリックス。通称ジミヘン。ギターの神様。史上最高のロックギタリスト。

 

ジミヘンが世界に与えた衝撃や、伝説的なライブパフォーマンス、類稀ない才能。

どこを切り取っても、史上最高のロックギタリストです。

 

彼が活躍したのは、1960年代後半ですが今でも数多くのミュージシャンに影響を与えています。

そんなジミ・ヘンドリックスって一体誰なのか。

ジミ・ヘンドリックスのどこがすごいのか。

 

プロフィール、伝説、代表曲を紹介していきます。

 

 

プロフィール

 

ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)

本名:ジェームズ・マーシャル・ヘンドリックス(James Marshall Hendrix)

生没:1942年11月27日ー1970年9月18日

出身:アメリカ合衆国 ワシントン州 シアトル

ジャンル:ロック/ブルース/R&B

 

音楽との出会い

 

ジミヘンが15歳の頃、ギターに興味を示し、父親にギターを買ってもらう。

レコードでロックやブルースを聞いて、独学でギターを学ぶ。

また、テレビのアニメの効果音やBGMのマネを練習していました。

青年期にはアマチュアバンドで、全米ナンバーワンになったなんて話もあります。

 

しかし、1961年5月2日自動車窃盗の罪で逮捕されます。

ジミヘンは投獄を免れるために陸軍に志願して入隊しました。

この隊にいる間に後に「Band of Gypsys」(バンド・オブ・ジプシーズ)で組むことになるベーシスト「ビリーコックス」に出会います。

音楽活動を早く再開したいジミヘンは、軍隊で嫌われる同性愛者を演じたという逸話もあります。

 

The Jimi Hendrix Experience 結成

 

軍隊を除隊した後、音楽活動をしていたジミ・ヘンドリックス。

1966年7月、「アニマルズ」というバンドのベーシスト(チャス・チャンドラー)に才能を見出され渡英することになりました。

チャス・チャンドラーはジミ・ヘンドリックスの演奏を聞いてこんな風に言っています。

「ギタリストが3人ぐらい同時に演奏しているのかと思ったが、実際にはジミ1人だけだと知り驚いた。これほどの才能にまだ誰も気がついていなかったなんて、何か裏があるのではないかと不安になる程だった。」

 

1966年10月、ギター・ボーカル「ジミ・ヘンドリックス」、ベース「ノエル・レディング」ドラム「ミッチ・ミッチェル」の3ピースで

「The Jimi Hendrix Experience」(ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス)を結成しました。

イギリス国内でクラブ出演をしながら、1966年12月16日デビューシングル

「Hey Joe/Stone Free」が発売され、イギリスシングルチャート第4位のヒットを記録します。

 

アメリカの伝統的なブルースを元に、新しい斬新なギターサウンド、超絶ギターテクニック、何よりも圧倒的な即興演奏で、音楽業界に激震を走らせます。

ジミヘンの演奏にビートルズや、ローリングストーンズなど、当時のロックスターが見に来ていたそうです。

 

1967年1stアルバム「Are You Experience」を発売。

1967年2ndアルバム「Axis:Bold As Love」を発売。

1967年夏、世界初の本格的な野外ロックフェスティバル「モンタレー・ポップ・フェスティバル」に出演します。

ビートルズのベース(ポール・マッカートニー)が

「ジミを出さないフェスティバルなんてありえない。」

 

と熱心に説いたおかげで出演できます。

 

そこで、圧倒的な演奏と伝説的なパフォーマンスであるギターを燃やし、一気にスターへの道を駆け上がりました。

 

1968年10月、3rdアルバム「Electric Ladyland」を発売。

 

1969年、バンド内の人間関係が悪化し、同年6月に解散しました。

 

 

Band of Gypcys 結成。

 

その後、軍隊時代に出会ったベーシスト(ビリー・コックス)と共に、音楽活動をはじめます。

 

1969年8月、伝説的なロックフェスティバル「ウッドストック・フェスティバル」に出演。

最終日の大トリの演奏を任されます。

本当は夜中に演奏して終わりのはずだったのですが、前のバンドの演奏が押して、朝方に演奏します。

このウッドストックのジミヘンの演奏は今でも伝説となっています。

 

1969年10月「Band of Gypcys」(バンド・オブ・ジプシーズ)を結成。

しかしながら、1970年初めに解散と短命に終わりました。

 

 

ジミ・ヘンドリックス突然の死

 

バンド・オブ・ジプシーズ後も音楽活動を続けていましたが、この時代のミュージシャンの代名詞でもある、ドラッグにハマってしまいます。

そして、1970年9月18日、ロンドンのホテルにて、酒と睡眠薬の併用をして

嘔吐による窒息死を迎えます。

当時27歳、デビューしてから4年という早すぎる死でした。

 

 

 

ギターの革命を起こしたジミ・ヘンドリックス

 

史上最高のロックギタリストと呼ばれる所以は一体なぜなのでしょうか?

 

ギターサウンドを追求した

 

ジミ・ヘンドリックスのすごい所はここです。

今では、エフェクターを使って音を歪ませたりするのですが、これはジミヘンがこの時に生み出したものです。

エフェクター開発者が想像していなかった音を引き出した、と言われています。

 

ビートルズはポップソングの基礎を作りましたが、ジミ・ヘンドリックスはロックサウンドの基礎を作りました。

この時代にギターサウンドの8割から9割が完成したと言っても過言ではありません。

それほどにジミヘンのギターサウンドの追求が卓越していたことを物語っています。

 

 

圧倒的なライブパフォーマンス

 

ジミ・ヘンドリックスといえば、圧倒的なライブパフォーマンスも有名です。

ギターを歯で弾く、背中で弾く、叩きつけて壊す、火を付けてもやす、男性器のように扱う、とにかく派手な演出もほとんどジミヘンがやりまくりました。

そんなことをしていたので、ギターサウンドだけでなくパフォーマンスも素晴らしく、伝説となっています。

 

 

圧倒的な即興演奏

 

即興演奏といえば、身に付けた手癖の音をいくつか組み合わせて繋げるのが普通ですが、ジミ・ヘンドリックスは、頭に浮かんだ音をそのままギターで表現していました。

 

ウッドストックで行われた即興演奏も10分ほどありますが、卓越した演奏技術と共に、目まぐるしい展開が行われます。

演奏技術、パフォーマンス、即興のセンス、どれを見ても天才としか言いようがありません。

 

ジミヘンが死んで、50年以上立っていますが未だに彼の演奏を超えられる人は出てきそうにありません。

 

 

フェンダー・ストラトキャスターを救った?

 

今ではエレキギターといえば、フェンダー社のストラトキャスターが有名なものとして挙げられますが、当時は人気がなく生産終了の噂がありました。

しかし、ジミ・ヘンドリックスが使うことで圧倒的に人気になりました。

その影響は今でも引き継がれています。

 

 

ジミ・ヘンドリックスの名言・逸話

 

ジミ・ヘンドリックスは派手な演奏をしていたのですが、実はとてもシャイな人でした。

そんな彼が残した、名言や逸話もいくつか紹介しておきます。

 

逸話

 

・歌が下手だから歌いたくなかった。

ジミ・ヘンドリックスは自分で歌が下手だと思っていました。

しかし、ボブ・ディランというミュージシャンの曲を聴いて、この歌い方なら俺にもできると思い歌い始めたそうです。

シャイなジミヘンらしいエピソードです。

 

・カバー曲を出したが、作曲者が認めて、カバー曲のカバーをする。

これは、ボブ・ディランが作った「All Along Watch Tower」という曲にまつわる話です。

ボブ・ディランが作った「All Along Watch Tower」をジミヘンがカバーしました。

そして、シングル・ヒットを出します。

これを聴いたボブ・ディランは「これが公式の完成版」、「この曲の権利の半分くらいはヘンドリックスのもの」という風に語ります。

そして、ボブ・ディランはジミヘンがカバーしたバージョンでカバー演奏します。

素敵な逸話です。

 

・ビートルズの名曲を一番最初にライブで演奏する

ビートルズのアルバムで「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」が発売された二日後に、

ビートルズのベース(ポール・マッカートニー)がジミヘンのライブを見に行くと、

そのアルバムのタイトル曲「サージェント・ペパーズ」を1曲目に演奏した。

ポールは、「あの曲を初めてライブで演奏したのは、ビートルズじゃなくてジミなんだよ」とエピソードを良く話している。

 

他にも逸話は色々ありますが、長くなりそうなので止めておきます。

 

 

名言

 

ジミ・ヘンドリックスはいくつも名言を残しています。

ざっくり紹介していきます。

 

「音楽こそが俺の宗教。」

 

「ブルースは演奏するのは簡単だが、感じるのは難しいんだ。」

 

「音楽は安全にハイになれる」

 

「左手で握手してくれよ。その方がハートに近いだろ?」

 

「俺が死ぬ時になったら、死ぬのはこの俺なんだ。だから思うがままの人生を生きさせてくれ。」

 

「ギターの良いところは、学校でそれを教えないことだ。」

 

「俺が10時間ギターを練習して、頑張ったなと思っても、どっかの誰かは11時間練習している。そういうもんさ。」

 

 

ジミ・ヘンドリックスの代表曲

 

それでは、最後に代表曲を紹介していきます。

 

 

Purple Haze (Live at the Atlanta Pop Festival) (Digital Video)
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ジミヘンといえばこの曲「Purple Haze」です。

あまりにも有名すぎます。

 

 

The Jimi Hendrix Experience - Hey Joe (Official Audio)
Click to subscribe: to Jimi Hendrix on Spotify:

 

続いて「Hey Joe」

こちらも最初のシングルで出した有名なものです。

 

 

Voodoo Chile (Slight Return)
Provided to YouTube by Believe SASVoodoo Chile (Slight Return) · The Jimi Hendrix Experience · Jimi Hendrix · Jimi HendrixElectric Ladyland (Disc 1)℗ 2019 Re...

 

「Voodoo Chile」

これは特徴的なサウンドが有名です。

 

If 6 Was 9
Provided to YouTube by Believe SASIf 6 Was 9 · The Jimi Hendrix Experience · Jimi Hendrix · Jimi HendrixAxis: Bold As Love℗ 2018 Revolver RecordsReleased on:...

 

「If 6 Was 9」

個人的にすごい好きな曲です。

 

とりあえずこれぐらいにしておきます。

 

まとめ

 

熱が入ってつい長くなってしまいましたが、ジミ・ヘンドリックスは本当に偉大なギタリストです。

50年以上経っても、その位置は揺るぎません。

今でも、多くのギタリストが彼に憧れて、尊敬しています。

 

そんな史上最高のロックギタリスト、ジミ・ヘンドリックス。

ジミ・ヘンドリックスって誰なのか。どこがすごいのか。

少しでもわかってもらえれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

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